（上牧民報アンケート結果その２）
【自由に海外派兵ができるようにするのが狙い】
　安倍首相は、急ピッチで攻撃型武器を増やし、まさに、「戦争の準備」をしています。自民党の憲法改正推進本部がまとめた最新の改憲案は、平和を謳った９条をそのまま残しつつ、その後に、「（ただし）必要な自衛の措置をとることを妨げず」として自衛隊を書きこむものです。
「必要な自衛の措置」とは何をさすか、とてもあいまいです。「９条の範囲は専守防衛まで」としてきた従来の解釈を破り、海外派兵に条件付きで踏み込んだ安倍首相が何を狙っているかは、やってきたことを見れば、すぐわかります。
【憲法を裏切ってきた安倍首相】
国家公務員である首相は、国民が定めた憲法を遵守する義務があります。これが立憲主義です。安倍首相はずっと憲法を裏切ってきました。「武器輸出の解禁」「敵地攻撃できる防衛装備品（武器）調達」「海外派兵先の南スーダンでの軍事衝突記録隠ぺい」、昨年の北朝鮮核危機では緊張を高める圧力一辺倒外交…。
【本当に信頼できる防衛は】
平和外交で平和を築くこと
北朝鮮核危機を打開できた力は、韓国等を中心とした「対話外交」です。日本国憲法が前文に謳った理念です。
憲法を理解しない勢力が狙う軍拡路線では核戦争にまで行き着きます。被爆国日本の憲法に則った平和外交こそが、国の安全を守ります。